【新唐人2012年7月30日付ニュース】40万人が参加した香港の7月1日のデモに続いて、7月29日、民間団体 “国民教育科に反対する大聯盟”が発起した洗脳教育に反対する大規模デモが行われ、9万人が参加しました。多くの市民が子供連れで参加し、国民教育科を即刻撤回するよう訴えました。
30あまりの団体が発起した反国民教育デモは、午後3時にヴィクトリア公園から出発。参加者らはシュプレヒコールを叫びながら、炎天下を進みました。
気温が高いので
「主催者側は3箇所に休憩場所を設け、子供連れの参加者に休憩用に提供しています」
デモには教師や学生のほかにも、多くの親子連れも参加。目的はただ一つです。
香港市民 鐘さん
「娘が将来一党独裁は良いと思ってほしくない。天安門事件で人が死んでいないと思ってほしくない。共産党イコール中国だと思ってほしくないのです」
香港市民 黄さん
「一党独裁は国と国民に災いをもたらす最大の悪法です。中国人が受けている災害は全て一党独裁がもたらしものなので、子供に一党独裁を支持してと言っても、私は受け入れられません」
香港市民 劉さん
「次世代の教育は一方的な注ぎ込みではなく、多方面の思考があり、事実を教え、子供たちが自分で、是非が判断できるようになってほしいです」
小学生の皆さんも、自分の考えを述べます。
香港小学生
「国民教育に反対です」
記者
「なぜ反対しますか」
香港小学生
「いいとこだけ言って、悪い所は言わせない」
香港小学生
「いいものだけ言って、悪いものは言わない。それに党を愛しなさいと」
記者
「なぜ共産党を愛さないのですか」
香港小学生
「共産党はみな汚職官僚だから」
デモ隊の先頭は午後4時過ぎに香港政府総合庁舎に到着。最後尾が到着したのは午後7時半でした。主催者側によると、デモには9万人が参加。
反対国民教育科大聯盟報道官 瀋偉男氏
「この人数から分かるように多くの保護者、教師 、生らは実は怒っているのです。これは重要なシグナルを政府に送っているのです。政府が撤回しない場合、更なる挑戦に直面するでしょう」
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/勒使 映像編集/工)